インプロバックニュース

ここで、ファイザーアニマルヘルス事業部門の革新的な免疫学的去勢製剤、インプロバックに関する最新のニュース、意見、情報がご覧になれます。

 

  1. Experience with IMPROVAC as a Producer and Vet in Australia - Pig International
  2. Swiss launch means that Boar Taint Vaccine is now licensed in 63 Countries
  3. The new look pork industry, John Deen article
  4. IMPROVAC - the Mexican experience
  5. IMPROVAC development
  6. EMA approves Zoetis vaccine against boar taint
  7. Meat quality and boar taint vaccination
  8. Chinese research wins APVS award
  9. JMAFF approves Zoetis IMPROVAC as safe and effective for pigs in Japan

 

報道関係者用連絡先

ジャーナリストまたは報道関係者で、インプロバックについての詳細を知りたい方は、以下にご連絡下さい。

Christopher Loder
ファイザーアニマルヘルス事業部広報担当
米国 +1 212.733.7897
Christopher.Loder@pfizer.com

詳細はファイザーアニマルヘルス事業部門のウェブサイトをご覧下さい。 www.AnimalHealth.Pfizer.co.jp.

主要な情報およびデータ

世界における免疫学的去勢製剤の利用

免疫学的去勢効果により豚の雄臭をコントロールするインプロバックは、オーストラリアで開発され ファイザーアニマルヘルス事業部門によって製造されています。これまでに免疫学的去勢製剤の使用に最も豊富な経験を持っているのは、オーストラリアとニュージーランドです。1998年以来、免疫学的去勢製剤はインプロバックという商品名でこれらの2ヶ国で使用され、その実績をもとに現在世界中の多くの国でインプロバックの販売許可が認められています。

これまでに1050万回以上投与されてきました。

去勢

従来、雄豚の外科的去勢は、雄臭を克服する好ましい方法であり、推定で世界中の95%の雄豚が去勢されてきました。

外科的去勢は、付随する多くの欠点を持っており、経営的観点からみてあまり望ましくありません。

外科的去勢は、傷口からの細菌感染やヘルニアのリスクをもたらし、軽度で治療が必要な豚はその後回復しますが、最悪の場合は、死亡の原因となります。

外科的去勢により、雄臭の原因はコントロールできますが、去勢された豚は無去勢豚よりも高い飼料要求率を示すことが確認されております。

外科的去勢の結果、飼料要求率悪化の可能性があるということは、豚肉生産量において、無去勢豚よりも多くの飼料を消費し、より多くの排泄物を産出する可能性を意味します。また、生産性が低下し環境にも良くありません。

さらに外科的去勢が、アニマルウエルフェアの点でふさわしいかどうか疑問を持つ人々の注目も集めました。

消費者による官能試験

海外の一部の国では、消費者が、免疫学的去勢製剤による雄臭コントロールを認めており、現に、オーストラリアとニュージーランドでは1998年以来、免疫学的去勢製剤を投与された雄豚の豚肉が消費されてきました。3

ヨーロッパ、アジアにおける2004-2008年の調査では、外科的去勢に代わる方法として免疫学的去勢製剤の使用について、約70%の消費者が受け入れています。3,14

また、消費者の官能試験で、免疫学的去勢製剤を投与した豚肉と、外科的去勢雄豚あるいは雌豚の肉との間の肉質、つまり、臭い、味、肉汁の多さ、柔らかさなどの違いは報告されませんでした。15-19

各国におけるインプロバックの承認

インプロバックは、現在世界63ヶ国で承認されており、つい最近ではEUで発売を開始しました。

現在以下の国々で承認されています:

<2005年以前>

オーストラリア
ニュージーランド

<2005年-2008年>

アルゼンチン
ブラジル
チリ
コロンビア
コスタリカ
エクアドル
エルサルバドル
グアテマラ
ホンジュラス
韓国
メキシコ
ニカラグア
パナマ
ペルー
フィリピン
ロシア
南アフリカ
スイス
タイ
ベネズエラ
ベトナム

<2009年>

オーストリア
ベルギー
ブルガリア
キプロス共和国
チェコ共和国
デンマーク
エストニア
フィンランド
フランス
ドイツ
ギリシャ
ハンガリー
アイスランド
アイルランド
イタリア
ラトビア共和国
リヒテンシュタイン
リトアニア
ルクセンブルグ
マレーシア
マルタ
オランダ
ノルウェー
ポーランド
ポルトガル
ルーマニア
スロバキア
スロベニア
スペイン
スウェーデン
英国

<2010年>

日本
クロアチア
中国
ウルグアイ

<2011年>

アメリカ
カナダ
ドミニカ共和国
ウクライナ
セルビア
 

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